c9a9f2ddf84d8054b432379eedf1a17a_s

女性の体を統括しているのは二つのホルモンです。一つは、新陳代謝を統括する「女性美のホルモン」でエストロゲン。

もう一つは、妊娠にまつわる「母なるホルモン」のプロゲステロン。この二つが、定期的に分泌され、心身が安定しているのがホルモンバランスが整った状態です。

ところが、どちらか一方が優位な状態になりますと「ホルモンバランスが乱れる」状態となり、こうなると、肌状態はシワとか乾燥が出てきますし、抜け毛、ひどくなると、骨粗しょう症、動脈硬化なども起こってきます。

乱れの原因は、ストレス、栄養不良、冷え、睡眠不足などですが、こうした女性ホルモンの乱れにハーブティがバランスを取ってくれるのです。今回は、そうしたハーブをご紹介しましょう。

1.「プロゲステロン」という母ホルモンが働く「チェストベリー」

チェストベリーは、クマツヅラ科でヨーロッパ南部やアジア西部が原産。

チェストベリー は、女性のためのハーブとも言われるほど、古くから生理痛などの婦人病の治療に用いられてきたハーブです。

女性の不調によく効くハーブで、女性ホルモンの調整作用をしてくれ、お乳の出を良くしたり、生殖器系についても強くする作用もあります。

♦脳下垂体に直接作用して母なる黄体ホルモンを活性化する!

成分は、フラボノイド、アルカロイド、イリドイド配糖体、精油など。脳下垂体に直接作用して、母なるホルモン「プロゲステロン」という黄体ホルモンに働きかけます。

こうしたことから、月経痛や月経不順、月経過多、PMSなども軽減してくれます。また、更年期とか、月経期の感情の乱れなどの心理的な部分にも作用してくれます。

PMSに最も有効なハーブは「チェストツリー」ともいわれ、実際、チェストツリーには女性ホルモンに似た働きがあり、イライラなどのPMSの症状を改善してくれます。生理前になると、いつもあるイライラや腹痛、頭痛、下痢などが、軽減されたという口コミもあります。

使用部位は果実で、チェストツリーの味は、やや苦味がありますが、すっきりした香りと風味。小さじ1にお湯を注ぎ、5分煮出して出来上がり。苦味があるので、ブレンドした方が飲みやすいかもしれません。あるいは、蜂蜜などを加えると飲みやすいでしょう。

2. 香り成分「ゲラニオール」がバランスを整える「ローズティ」

ローズのPMS対応には定評があります。とにかく、ホルモンバランスをとってくれるハーブです。ローズティーに使われるのは、主にバラ科の原種。ドライローズのレッドは、シャープで濃厚な風味。

バラの香り成分である「ゲラニオール」や「ネロール」などが、女性ホルモンのバランスを整える作用があります。生理痛、生理不順、更年期障害などの緩和にも有効です。

♦バラの香りの抗うつ効果でストレスを和らげ気分をアップ

ローズティに含まれる「ゲラニオール」や「ネロール」などが、ホルモン分泌に関わる脳の器官を刺激する働きがあり、それによって、特にエストロゲンの分泌が促進されるとも言われています。

バラの香りが持つ鎮静や抗うつの効果が、ストレスを和らげてイライラを軽減させたり、気分を明るく変えてくれます。また、バラには、美容ビタミンのビタミンA、Eなどの抗酸化作用がある成分が含まれていますから、その抗酸化作用によって、アンチエイジング効果の役割も果たしてくれますから、女性には嬉しいハーブですね。

ローズティは、花びらやつぼみを使います。ローズの花を浮かべてお湯をかけいただきます。紅茶に入れても、フレーバーな香りが拡がりますよ。

3.血流を良くし体を温め不調を解決する「サフラワー」

サフラワーは血液の巡りを良くし、体を温めるハーブとして、特に女性特有のホルモンバランスの不調を緩和するハーブとして、その効能を認められてきました。

染料として、古くから使われてきたサフラワー。日本では「紅花ベニバナ」と呼ばれて、同じく染料として使われてきました。

菊科に所属し、成分は、脂肪酸、リグナン、フラボノイド、ステロールとなっていますが、リグナンとは、ゴマなどに含まれているポリフェノールの一種で、ホルモンバランスの調整作用もあると言われています。

フラボノイド、脂肪酸と攻酸化に強い成分が、女性にいい循環を与えてくれています

♦PMSや更年期障害の緩和に役立つハーブティ

女性に優しいハーブと言われ、サフラワーが月経トラブルに古来から使われてきたのは、血行を促進させて体を温める働きがあることが理由でしょう。

冷えによって子宮や卵巣機能が低下すると、ホルモンバランスが乱れ、結果、月経不順や無月経、また生理痛などに苦しむことになります。

こうしたことの悪化を緩和することに、サフラワーは役立ちます。PMS(月経前症候群)や更年期障害の緩和に、役立つハーブティとしての地位を確立しつつあります。

サフラワーティの味は、飲みやすいフローラル。シングルで飲む時は、ティースプーン1杯に熱湯を入れ、5分ぐらい蒸らして出来上がり。はちみつやレモンはお好みで…。精神面を落ち着けたい場合は、リンデンやカモミールをブレンドすると効果的ですので、お試し下さいね。

4.生理痛やPMSにも効果的な「ラズベリーリーフティ」! 

ラズベリーリーフティはバラ科。ヨーロッパ木イチゴの葉を摘み取り乾燥させたもの。一般的には「出産準備のお茶」として古代より欧米などで親しまれてきました。確かに、妊娠している女性には、安産のお守りとして引っ張りだこのようで、子宮の状態を正常に整えてくれます。陣痛を軽減してくれたり、子宮収縮と血管を縮める効果により分娩時の出血も少なくなるといった効果が期待できます。「フラガリン」という成分が、子宮や子宮の周りの骨盤や筋肉などに働きかけてくれるので、その効能が得られるのです。

♦女性ホルモンを整える作用で更年期にも効果あり

ラズベリーリーフティは、妊娠した女性にだけでなく、生理痛や生理不順、月経前症候群(PMS)などに苦しんでいる女性にも対応してくれるハーブです。

収れん、子宮筋調整 、生理痛緩和などの作用で女性ホルモンを整えてくれます。また、生理痛や月経前症候群、更年期にも効果があるとされており、まさに、女性の為のハーブとも言えるのではないでしょうか。

他には、粘膜の炎症を鎮める働きや、収れん作用もあるので、喉の痛みや口内炎などにも有効です。こうしたことから、風邪を引いた時にティーでうがいをすると、喉の痛みが和らぎます。

味と香りはあっさりした味です。1杯分のラズベリーリーフをポットに入れ熱湯を注ぎ、フタをして3~5分置き出来上がり。子宮を刺激する作用がある為、妊娠初期の方は、飲用を控えましょう。

5. 月経不順や更年期の症状などの不調に「フェンネルティ」

フェンネルは、セリ科の多年草で地中海沿岸の原産。古代のエジプト、ギリシャ、ローマでも栽培され活用されてきたハーブです。フェンネルは、背丈が高いものが多く、種子をティーとして飲みます。

種子はスパイスとして料理に利用され、特に魚料理との相性がよく知られています。成分は 精油、フラボノイド、タンパク質、ビタミン類、ミネラル、脂肪酸ですので、ダイエット効果もあります。

そちらの方で女性に注目されていますが、栄養素も高く女性のためのホルモン様作用があることも分かってきました。

♦女性ホルモンに似たホルモンが、女性の悩みを解消する…

どたらかと言えば、スパイスとして知られていますが、女性ホルモンを似た働きをするホルモン様作用があることから、女性特有の不調にも効果が得られます。

月経不順とか月経痛、また更年期の症状の様々な不調にも効果がありますから、ぜひ試してみたいハーブティですね。母乳の出を良くする効果もあるといわれます。他に腹痛、便秘の改善。利尿作用としてむくみ、風邪などの症状にもいいとされます。

ファンネルティの使用部分は、葉、茎、花、種子とほとんど使用します。味は甘くスパイシーさがある風味。飲み方は、小さじ1に対してお湯を注ぎ、5分蒸らして完成。シングルでも大丈夫ですが、ブレンドにするとより飲みやすくなるでしょう。

まとめ

いかがでしょうか? 

  • プロゲステロンに働きかける「チェストツリー」
  • 香り成分が、バランスを整える「ローズ」
  • 血液のめぐりを良くし体を温める「サフラワー」
  • 生理痛やPMSにも効果!「ラズベリーリーフティ」
  • スパイスで有名ですが、月経不順や更年期の症状も整える「フェンネルティ」

女性の巡りで悩んでいらっしゃる方は、これらのハーブを、ぜひ、お試しになってくださいね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメントは利用できません。

こんな記事も読まれています

  1. 3f119050ef0b2aee89bfe7fec4d9858c_s
    美容効果が高いと言われるジンジャーシロップと紅茶ですが、実際どちらの方が効果的なのでしょうか。 …
  2. b7f5baa4d3abab9fb59a78eee1f9605e_s
    これから入学式・入社式を控えている方や転勤で新しい場所に異動する方・引っ越しをする方などが多い時期で…
  3. 814bc2fa6e56d9d2b04d4b26eb1a531d_s
    夏といえば、薄着になりますから体型が気になる季節です。スリムになりたいために、サラダだけでハードダイ…
  4. ジンジャーシロップ_02
    爽やかでウッディな香りの中にピリッと辛い味のするジンジャー、数ある健康食品の中でもジンジャーシロップ…
  5. 8f6276b8548ceed34538d2d0fae01476_s
    オーガニックとは、有機と同じ意味で、農薬や化学肥料に頼らず自然の恵みを生かした農法です。 微生…

ピックアップ記事

  1. 3f119050ef0b2aee89bfe7fec4d9858c_s

    2016-3-25

    ジンジャーシロップVS紅茶を徹底比較してみた

    美容効果が高いと言われるジンジャーシロップと紅茶ですが、実際どちらの方が効果的なのでしょうか。 …
  2. 4a2c980501f0cb70723afed63fe27210_s

    2016-3-18

    どっさり!便秘に良いジンジャーシロップとは

    これまでダイエットやデトックスにジンジャーシロップが大活躍することを度々ご紹介してきましたが、便秘解…
  3. 80b2916e31bc53122a7337ce8c2462dd_s

    2016-3-18

    ダイエット成功!ジンジャーシロップの口コミを集めてみた

    ジンジャーシロップといえば、体がぽかぽかして代謝が上がって、ダイエットに良さそうなイメージですよね。…

おすすめ記事

  1. しょうが-004923しょうが-004930

    これぞ自家製!ジンジャーシロップの作り方まとめ

    代謝アップ&冷え性改善など、健康や美容に良いと話題のジンジャーシロップ。 市販品も良いですが、…
  2. daf3c2d6f2988226e5dc9a74133d6dbd_s

    ヨーグルトや料理にも!ジンジャーシロップの使い方

    これまでにジンジャーシロップを飲むことによる冷え症改善、むくみや便秘改善、ダイエット効果、美肌効果な…
  3. 5fb169c67d8374d4743f76cef6d2e928_s

    家でもできるジンジャーシロップの作り方

    前回はジンジャーシロップを使った料理やスイーツをご紹介しましたが、「ジンジャーシロップ自体も手作りし…
ページ上部へ戻る