更年期障害のおすすめ!体質改善をさせたい時に飲むハーブティ5選

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更年期とは、卵巣機能の低下によってエストロゲンが欠乏してしまったために、ホルモンバランスが崩れてしまったことによって起こるいろいろな症状のことをいいます。

いわば、自律神経が失調状態になっているのですね。その具体的症状は、のぼせたりほてったりするホットフラッシュ、大量の汗をかく多汗、憂鬱で気分が沈むうつ症とか、めまいならびに頭痛などです。症状は、人によって異なりますが、こうしたことを軽減するハーブティがあります。

今回は、更年期障害におすすめのハーブティをご紹介しましょう。

1.自律神経を安定させ抗うつに働きかけるセントジョンズワート

セントジョンズワートとは、オトギリソウ科に属するハーブで、和名はオトギリソウ。様々な精神症状を緩和することができるハーブティ。作用としては、鎮静、抗うつ、鎮痛、抗がんなどがあります。

更年期障害においては、精神的なうつ症状に鎮静、抗うつに効力のある成分が、沈みがちの気分を上昇させます。セントジョーンズワートの特徴は、鎮静作用でうつ症状や自律神経失調、不安神経症などに効果があるとドイツからの研究報告もなされています。

♦メロトニンが鍵

ドイツでは、セントジョンズワートについては、不眠と抗うつの医療用製剤として承認しているくらいです。

体内時計を司る「メラトニン」という物質の働きを向上させて、気分を明るく晴れやかにすると言われています。さらに、ストレスの緩和、イライラ感の鎮静などにも高い効果があると言われていますから、更年期障害特有の感情の不安定を落ち着かせてくれます。

セントジョンズワートは、タンニンも含まれているので、抗酸化作用、抗がん作用、殺菌作用、抗ウイルス作用など、様々な薬効で皮膚疾患などにもいいようです。また、血中のコレステロール値を下げて、動脈硬化や高血圧、心臓疾患などを防ぎます。

セントジョンズワートティーの味は、優しいとろみがあり、ほのかな甘みもあるので比較的飲みやすくお茶を飲む感覚で飲めるでしょう。

2. 敏感になった神経を落ち着かせるジャーマンカモミール

カモミールは、ヨーロッパからアジア西部を原産とするキク科の多年草。和名はカツメレ。作用としては、消炎、抗炎症、鎮静、健胃、消化促進、鎮痙、鎮痛などで花の黄色い部分に薬効成分が含まれています。主要成分は精油、フラボノイド、コリン。

ジャーマンカモミールは、体温を温めて穏やかに催眠に導くハーブですが、この体温を上昇させる作用が、更年期症状の特有の冷えに苦しむ女性たちに朗報となっています。

♦カモミールティを使用した患者の不安障害は軽減するというデータも…

ジャーマンカモミールは神経性緊張をほぐし、鎮静作用として、神経の高ぶりを押さえて穏やかにする作用を持っています。

あなたのストレスや不安を除去してくれる働きをしてくれるハーブテイです。ある研究によると、カモミールの治療を受けた患者は、全般性不安障害に大きな変化が現れたという報告もあります。

カモミールティとしては、花の部分を使用します。この花の部分の味は、りんごのような甘くやさしい味。ドライカモミールを小さじ1杯入れ、お湯を注ぎ飲みます。なお、キク科の植物にアレルギーのある方は注意が必要です。

3.プロゲステロンの分泌を助ける作用を持つチェストベリーティ

夏季にライラック色の花が咲くチェストベリー。チェストベリーは、南ヨーロッパから地中海沿岸が原産で、クマズツズラ科の落葉樹です。ヨーロッパでは、紀元前から女性特有のPMS症状や更年期障害、生理不順などの悩みを解消するための薬用植物として知られています。

最近の研究では、この最近の科学的研究から、このチェストベリーティの果実は、ホルモンの中枢である脳下垂体に直接働きかけ、女性ホルモンの分泌作用を調整する働きがあることが分かってきました。ドイツでは、チェストベリーが月経前症候群(PMS)の症状に「効果がある薬」として認可されています。

♦研究でPMS症状に効果があることは実証済み

女性ホルモンには、月経周期の黄体期に多く分泌される「プロゲステロン」と卵胞期に分泌が活発な「エストロゲン」がありますが、チェストベリーティはこの「プロゲステロン」の分泌を助ける作用を持っています。

こうして、チェストベリーティの女性ホルモン様のものが補填されることによって、自律神経の乱れが軽減され、さまざまな更年期障害が軽減されるということになるのです。チェストベリー主要成分は、精油、脂肪酸、イリドイド配糖体、フラボノイド、アルカロイド。

これらの有効成分が相互に働いて「プロゲステロン」を増やし、エストロゲンとの分泌バランスを整えてくれます。こうした作用から、更年期におけるうつ症状にも、効果があるとされています。他には、月経周期の乱れ、無月経、不妊の改善などの効能もあります。

すっきりした風味ですが、若干の苦味。 飲み方は 小さじ1の実をつぶし煮出し5分。子供さんは使用しないこと。妊娠中の方は避けましょう。経口避妊薬の効果を下げることもありますから、気をつけましょう。

4.更年期障害の多汗を解消セージティ

セージはサルビアともいい地中海沿岸が原産のシソ科 。セージは高さ30㎝~1m近くまで生長し、その葉は料理にも利用されています。

主要成分はタンニン、エストロゲン、フラボノイド、サポニンなどですが、セージ事態にエストロゲンという成分があり、タンニンは制汗作用があります。フラボノイドは抗酸化作用が大きいため、抗菌力も特徴です。

更年期障害では、多汗になりがちですので、タンニンの作用で、肌を引き締める収れん作用や発汗を抑える作用があるセージティは、更年期障害の多汗に悩む方には朗報でしょう。

♦成分のエストロゲン様の成分が更年期の諸症状を緩和!

セージは、エストロゲン様の成分を持っているため、女性の生理不順を改善し、更年期の諸症状を緩和します。

また、フラボノイドのため、セージには五感を活性化させる効能があり、セージのハーブティを飲むと血液循環が促され、強壮効果も出るとともいわれています。

セージティの飲み方は、小さじ2をカップに入れお湯注いで7分蒸らして出来上がり。香りも高く、生でもドライでもOKですが、生の方が香りは高くなります。妊娠中の方は避けましょう。

5.「ゲラニオール」がエストロゲン分泌を支援するローズ

ローズティーに使われるのは、主にバラ科の原種。ドライローズのレッドはシャープで濃厚な風味。バラの香り成分である「ゲラニオール」や「ネロール」などが、女性ホルモンのバランスを整える作用があります。

このホルモンバランスの調整は、自律神経の乱れを正し、更年期障害などの緩和に役立ってくれます。

♦バラの香りの抗うつ効果でストレスを和らげ気分をアップ

ローズティに含まれる「ゲラニオール」や「ネロール」などは、ホルモン分泌に関わる脳の器官を刺激する働きがあり、それによって、エストロゲンの分泌が促進されるとも言われています。

また、バラの薫り高い香りが持つ鎮静や抗うつへの効果が、ストレスを和らげ、気分を明るい方向へと変えてくれます。また、バラには、美容ビタミンのビタミンA、Eなども含まれていますから、アンチエイジング効果の役割も果たしてくれます。

ローズティの入れ方は、花びらもつぼみも使います。ローズの花をカップに浮かべてお湯をかけて出来上がり。紅茶に入れても優雅な感じですね。

まとめ

いかがでしょうか。

  • 憂鬱な気持ちが強い時「セントジョンズワート」
  • 乱れがちなホルモン分泌を正常化するのは「チェストベリーティ」
  • 大量の汗が出るときは「セージティー」
  • ゲラニオールがエストロゲン分泌を支援する「ローズ」

ハーブティは、穏やかな作用で更年期の悩みを改善してくれます。ハーブとともに食べ物の大豆には、女性ホルモンに似た植物性エストロゲンが含まれていますから、こちらも併用して、補ってみてはいかかでしょうか。

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